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肥大性肺性骨関節症を合併した肺癌の一例
藤田 昌樹中西 洋一重松 信昭
著者情報
  • 藤田 昌樹

    九州大学医学部附属胸部疾患研究施設

  • 中西 洋一

    九州大学医学部附属胸部疾患研究施設

  • 重松 信昭

    九州大学医学部附属胸部疾患研究施設

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1992 年 32 巻 3 号 p. 415-419

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  • 発行日: 1992/04/20 受付日: 1991/03/20 J-STAGE公開日: 2011/08/10 受理日: 1992/02/27 早期公開日: - 改訂日: -
抄録
肥大性肺性骨関節症 (hypertrophic pulmonary osteoarthropathy以下HPOと略す) は成因不明の, 肺癌に多く合併する症候群である.HPOの成因を考察するうえで興味深い症例を経験したので報告する.
肺腺癌の49才男性が, 両側下肢関節痛を訴え, 検査の結果HPOと診断された.関節痛は, 化学療法および原発巣のみの放射線療法により腫瘍が縮小しても, なお持続していた.しかし, 縦隔へ放射線照射を追加したところ関節痛は著明に改善した.治療前後にプロスタグランジン, ホルモン, CEAを測定しており, これらのデータおよび臨床経過より, 肺癌縦隔病変がHPOに関与している可能性が推測された.
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