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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

夜に駆けるよるにかけるは、日本の音楽ユニットYOASOBIの楽曲。配信限定シングルとして2019年12月15日にリリースされた[1]

「夜に駆ける」
YOASOBIシングル
初出アルバム『THE BOOK
リリース
規格 デジタル・ダウンロード
ジャンル
時間
レーベル YOASOBI
作詞・作曲 Ayase
プロデュース Ayase
チャート最高順位

YOASOBI シングル 年表
-夜に駆ける
(2019年)
あの夢をなぞって
(2020年)
ミュージックビデオ
「夜に駆ける」 - YouTube
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リリースと背景

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小説を音楽にするユニット「YOASOBI」として初の作品。小説投稿サイトmonogatary.comに投稿された星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作として作詞・作曲された[17]。ジャケットデザインは、ミュージックビデオも手がけた藍にいなが担当している[18]

制作秘話として、コンポーザーのAyaseは「YOASOBIの一発目の曲で、デビュー曲ということもあるし、小説を音楽にするっていう新しい試みの第1弾だった」こともあり、デモ音源を20曲から30曲ほど作るなどして3カ月の時間を要したと語っている[19][20]

また、大ヒット楽曲としては製作費が非常に安いことも特徴で、「『夜に駆ける』の作曲にかかったお金はゼロ円で、実際にギターが弾ける友達に高田馬場のカラオケボックスで夜な夜な弾いてもらって作ったので、そういうの込み込みで総製作費3000円ぐらいなのかな」と語っている[20][21]

チャート成績

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2019年11月16日に同曲のミュージックビデオをAyaseのYouTubeチャンネルにて公開し、公開から1カ月で100万回再生を突破[22]。翌年の春頃にはTikTokでカバー動画やダンス動画が流行するなど[22]、SNS上で話題となったほか、同曲がSpotifyのバイラルトップ50(日本、2020年1月)やLINE MUSICの月間ランキング(2020年4月)で1位となった[23][24][25]。全世界のランキングであるSpotify「バイラルトップ50(グローバル)」では6位となり、アメリカやカナダ、香港、インドネシア、マレーシア、インドなど各国のチャートにもランキング入りした[26][27]

2020年5月15日にはTHE FIRST TAKEにボーカルのikuraが出演し、同曲のオリジナルアレンジを一発撮りパフォーマンスした[28]。その後、5月18日〜5月24日に集計された2020年6月1日付のオリコン週間合算シングルランキング、Billboard JAPAN Hot 100共に1位を獲得[29]。この集計期間には地上波テレビ番組などへのメディア露出もあり、ミュージックビデオの再生回数やストリーミング再生数が急伸した[29]

2020年12月4日にBillboard JAPANが発表した2020年の年間ランキングにおいて、総合楽曲チャート「Billboard Japan Hot 100」の年間首位を獲得し、チャート開始以来初めて、シングルCDをリリースせずに年間首位を獲得した楽曲となった[30]

2025年4月28日の日本レコード協会リリースにて、ストリーミングでの10億回再生(ダブル・ダイヤモンド)認定が発表された[31]

2025年5月21日のBillboard JAPANにて、国内史上初のストリーミング12億回再生を突破した事が発表された[32]

認定と売上

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認定 (RIAJ) 売上/再生回数
ダウンロード トリプル・プラチナ[33] 971,000 DL[34][35]
ストリーミング ダブル・ダイヤモンド[31] 1,200,000,000 回再生[32]

ミュージック・ビデオ

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夜に駆ける
アニメーション:藍にいな
公開当時東京藝術大学に在学中であったクリエイター・藍にいなによる繊細かつセンセーショナルな表現のアニメーションとなっている[1]
2019年11月16日にYouTubeで公開され、2020年10月21日には1億回再生を突破した[36]

原作小説

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「夜に駆ける」の原作小説は星野舞夜による小説『タナトスの誘惑』『夜に溶ける』である。2019年7月13日に双葉社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説投稿サイト「monogatary.com」に投稿され[37]、monogatary.comが開催していたモノコン2019でソニーミュージック賞を受賞している[38][出典無効]

同作を作るにあたって、星野舞夜は自殺願望がある女の子や幻覚が見えるという設定がある昔好きだったドラマを参考にしたと言っている[39][リンク切れ]。タイトルに用いられている「タナトス」はギリシャ神話では「死神」を表し、精神科医ジークムント・フロイトの用語では「死への誘惑」を表すため、そのまま意味をとると「死への誘いこみ」という意味として捉えることができる[40]

なお、『タナトスの誘惑』をベースに、原作では描かれなかったエピソードを加えて、曲名と同じ「夜に駆ける」のタイトルでオーディオドラマ化されている(夜に駆ける YOASOBI小説集参照)

あらすじ

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死に対する欲動「タナトス」に魅せられた彼女から「さよなら」のLINEが送られてきた男性を主人公として、飛び降り自殺をはかる「彼女」を止めようと揺れる主人公の気持ちを描いている。

受賞

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2021年10月29日に発表されたMTVが表彰する『MTV Video Music Awards Japan 2020』において、最優秀楽曲賞(Song of the Year)を受賞した[41]

テレビ出演

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2020年12月31日放送の第71回NHK紅白歌合戦へ初出場を果たし、埼玉県の角川武蔵野ミュージアム内の本棚劇場から披露し[42]、これがテレビ番組での初パフォーマンスともなった[43]。翌月には2021年1月22日放送のミュージックステーションにも同曲で初出演となった[44]

Into The Night

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Into The Night
YOASOBI配信限定シングル
初出アルバム『E-SIDE
リリース2021年7月2日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンル
時間4分22秒
レーベルYOASOBI
作詞・作曲Ayase
作曲Ayase
チャート順位
  • 週間2位 (オリコン週間デジタルシングル)[45]
YOASOBI 配信限定シングル 年表
もう少しだけ
(2021年)
Into The Night
三原色
アンコール
(2021年)
RGB
(2021年)
ミュージックビデオ
「Into The Night」 - YouTube

Into The Nightイントゥ・ザ・ナイトは、日本音楽ユニットYOASOBIの楽曲。配信限定シングルとして10th配信シングル「三原色」と同時に配信限定リリースされた[46]

夜に駆ける - From THE FIRST TAKE

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夜に駆ける - From THE FIRST TAKE
YOASOBI配信限定シングル
リリース2023年9月21日
規格デジタル・ダウンロード
録音2020年5月15日
ジャンル
時間4分8秒
レーベルYOASOBI
作詞・作曲Ayase
作曲Ayase
YOASOBI 配信限定シングル 年表
Idol
(2023年)
夜に駆ける - From THE FIRST TAKE
(2023年)
勇者
(2023年)
ミュージックビデオ
「YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE」 - YouTube

夜に駆ける - From THE FIRST TAKEよるにかける - フロム ザ ファースト テイクは、日本音楽ユニットYOASOBIの楽曲。配信限定シングルとして2023年9月21日にリリースされた[47]

音源は、2020年5月15日にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にてikuraが歌唱したもの。2023年9月に「夜に駆ける」が日本初のストリーミング10億回再生を突破したことを記念して開催された「夜駆十億」企画の一環として、配信リリースされた[47]

カバー

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タイアップ

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2023年12月25日から2024年1月7日まで開催のABEMA「年末年始はアベマでヨアソビ」キャンペーンの公式テーマソングとして本楽曲が使用された[60]

2024年3月12日から全国で放送された日本マクドナルドの「夜マック店長/夜にかける」篇CMソングとして本楽曲が使用された[61]

音楽ゲームへの収録

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外部リンク

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