| ジャンル | タクティカルアクション |
|---|---|
| 対応機種 |
PlayStation 2[PS2] ゲームアーカイブス[PS3] |
| 開発元 | コーエー(現・コーエーテクモゲームス)(オメガフォース) |
| 発売元 | コーエー(現・コーエーテクモゲームス) |
| シリーズ | 真・三國無双シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
2000年8月3日 2002年9月26日[PS2Best] 2004年12月16日[定番] 2012年11月28日[GA] |
『真・三國無双』(しん・さんごくむそう)は、2000年8月3日にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたPlayStation 2用アクションゲーム。「真・三國無双シリーズ」の第1作。海外でのタイトルは『Dynasty Warriors 2』。
キャッチコピーは「三國志の荒ぶる魂、ここに激突!」。
なお、2004年12月16日に本作と同名のPlayStation Portable用ソフト『真・三國無双』が発売されたが、これは『真・三國無双3』をベースにした作品であり、本作とは大きく異なる。
概要
[編集]「真・三國無双シリーズ」の第1作である本作は、戦場を舞台に1対多の戦いを描いた内容であると同時に、状況に応じて砦の攻略や敵軍の大将を撃破するといったリアルタイムシミュレーションのような戦略性を有している[1]。
操作方法
[編集]デュアルショック2での例。
- 通常攻撃
- □ボタンを押すことで通常攻撃を行う。続けて押すことで連続攻撃となり、最大4回まで攻撃できる。
- チャージ攻撃
- △ボタンを押すと強力な攻撃を行うことが出来る。直前の通常攻撃回数に対応したチャージ攻撃となる。
- チャージ1
- 広範囲の攻撃。ガードしている敵をよろけさせる。
- チャージ2
- 敵を宙に浮かせる。
- チャージ3
- 敵を気絶させて行動不能にする。
- チャージ4
- 敵を弾き飛ばす。吹っ飛んだ兵が当たった敵にもダメージを与える。
- ジャンプ
- ×ボタンを押すことでジャンプが出来る。押す時間によってジャンプの高さを調整できる。ジャンプ中に□ボタンでジャンプ攻撃を繰り出せる。
- ガード
- L1ボタンを押すことでガードの体勢を取り、正面からの攻撃を防御する。敵の攻撃が当たった瞬間に□ボタンを押すと反撃し、敵をその場でダウンさせる。
- 無双乱舞
- 無双ゲージが満タンの時に○ボタンを長押ししている間、ゲージが続く限り無敵状態で攻撃を行う。
- 無双ゲージが満タンでない状態で○ボタンを押すか、敵に攻撃する・攻撃を受ける・アイテム「老酒」を取る・体力ゲージが残り少ない状態(ゲージが赤色)での時間経過で無双ゲージをためられる。
- 弓攻撃
- R1ボタンを押すと主観視点になり、□ボタンで画面中央に向けて矢を撃つことが出来る。△ボタンで敵を気絶させる強力な矢を発射し、無双ゲージが満タンの時に○ボタンを押すとゲージを消費しながら連射する。
- 弓矢での攻撃は手持ちの矢を消費し、残りの矢数が0になると使えない。ステージで見つかる矢束のアイテムを拾うことで矢を補充することが出来る。
- 鍔競り合い
- プレイヤーの攻撃が敵武将の攻撃とぶつかると、ボタン連打による鍔競り合いが発生する。鍔競り合いに打ち負けた方はよろけて隙が生まれる。プレイヤーが打ち負けると無双ゲージも失う。両方ともによろける場合もある。
- 通常攻撃同士、チャージ攻撃同士、無双乱舞同士でのみ発生し、異なる攻撃同士では弱い攻撃を繰り出した方が弾かれる。
キャラクター
[編集]強調文字は、前作『三國無双』に登場せず、本作で実装された武将。
- 蜀勢力
- 趙雲、関羽、張飛、諸葛亮、劉備、馬超、黄忠、姜維
- 魏勢力
- 夏侯惇、典韋、許褚、曹操、夏侯淵、張遼、司馬懿
- 呉勢力
- 周瑜、陸遜、太史慈、孫尚香、孫堅、孫権、呂蒙、甘寧
- 他勢力
- 貂蝉、呂布、董卓、袁紹、張角
孫尚香は『三國無双』では周瑜のコンパチキャラクターだったが、本作から圏を使用するキャラクターとしてデザインされている。
劉備・司馬懿・孫堅・孫権・董卓・袁紹・張角は長剣、馬超・姜維は月牙鏜、張遼・呂蒙は大刀、黄忠・夏侯淵・甘寧は青龍刀のアクションを共用するキャラクターとなっている。
シナリオ
[編集]のちに『真・三國無双6』において、クロニクルモード用の有料ダウンロードコンテンツとして、全ステージが再現された。
主題歌
[編集]小説作品
[編集]堀場亙『真・三國無双 〜風焔乱舞+群星翔舞〜』(2008年1月、GAMECITY文庫)ISBN 9784775806364
開発
[編集]本作は対戦型格闘ゲーム『三國無双』の続編として企画されており、発足当初からPlayStation 2用ソフトとしての制作が予定されていた[2]。とはいえ、当時は対戦型格闘ゲームというジャンルがマニア向けになりつつあったため、それ以外のジャンルにしようということになった[2]。このとき、PlayStation 2の仕様が開発会社に提供されていたため、この仕様なら戦場そのものを再現できるのではないかという期待が膨れ、開発を始めると様々な案が出て、実現に至った[2]。
前作『三國無双』と同様に、キャラクターの個性を際立たせる方針は継続された一方、ドラマを描く必要があることから、史実とのバランスが難しいと鈴木はTGS2020でのインタビューの中で振り返っている[3]。
反響
[編集]『真・三國無双』シリーズのプロデューサーの鈴木亮浩によると、本作は前評判もなく初回出荷本数は10万本にも満たず[2]、ローンチタイトルとして発売されたコーエーの別作品『決戦』の陰に隠れてしまったという[3]。それでも、本作は評判が口コミを通じて広がり、ロングセラーとなったという[注釈 1][2]。また、イギリスの「ミダス・インタラクティブ」によると、発売日から6週間の間に日本では約30万本が売れたという[4]。
評価
[編集]| 評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本作はレビュー収集サイトMetacriticにて、「一般的に好評」( "generally favorable reviews")という評価を得た[5]。
雑誌NextGenのDaniel Erickson は、本作について、「世界初となるリアルタイムストラテジー要素を取り入れたサードパーソン・3Dアクションゲームだが、システムそのものはいたって古典的である。面白いが、無茶苦茶奥が深いわけではない」("While it is the first third-person, 3D action game to feature a real-time battlefield, the gameplay is strictly old-school. Fun but not terribly deep.")と評している[19]。一方、日本のゲーム雑誌『ファミ通』のレビューでは40満点中31点がつけられた[10]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ “20周年を迎えた『真・三國無双』シリーズタイトルを紹介。派生タイトルやモバイルタイトルも【周年連載】”. 電撃オンライン (2020年11月3日). 2023年7月16日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 “『真・三國無双』20周年インタビュー。口コミで広がり100万本を達成した人気シリーズを振り返る【周年連載】”. 電撃オンライン (2020年11月10日). 2023年7月16日閲覧。
- 1 2 “[TGS 2020]「真・三國無双」シリーズ20周年インタビュー。コンシューマとスマホ,2本の新作について鈴木プロデューサーに聞いた”. 4Gamer.net. Aetas (2020年9月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ↑ “Dynasty Warriors 2 signed by Midas”. midasinteractive.co.uk (2000年8月24日). 2001年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
- 1 2 “Dynasty Warriors 2 for PlayStation 2 Reviews”. Metacritic. Red Ventures. 2014年7月15日閲覧。
- ↑ Marriott, Scott Alan. “Dynasty Warriors 2 - Review”. AllGame. All Media Network. 2014年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月16日閲覧。
- ↑ Torres, Ricardo (2000年11月17日). “Dynasty Warriors 2”. Gamecenter. CNET. 2001年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ↑ Dudlak, Jonathan; Johnston, Chris; Hager, Dean (November 2000). “Dynasty Warriors 2”. Electronic Gaming Monthly (Ziff Davis) (136): 264. https://retrocdn.net/images/c/c0/EGM_US_136.pdf 2022年1月4日閲覧。.
- ↑ Bramwell, Tom (2000年12月29日). “Dynasty Warriors II”. Eurogamer. Gamer Network. 2014年7月15日閲覧。
- 1 2 「プレイステーション2 - 真・三國無双」『ファミ通』第915巻、エンターブレイン、2006年6月30日、86頁。
- ↑
- ↑ Weitzner, Jason "Fury" (November 2000). “Dynasty Warriors 2”. GameFan (BPA International) 8 (11): 88–89. https://archive.org/details/Gamefan_Vol_8_Issue_11/page/n91/mode/2up 2022年1月4日閲覧。.
- ↑ Mylonas, Eric "ECM"; Van Stone, Matt "Kodomo"; Ngo, George "Eggo" (November 2000). “Dynasty Warriors 2”. GameFan (BPA International) 8 (11): 23. https://archive.org/details/Gamefan_Vol_8_Issue_11/page/n23/mode/2up 2022年1月4日閲覧。.
- ↑ The Freshman (October 19, 2000). “Dynasty Warriors 2 Review for PS2 on GamePro.com”. GamePro (IDG Entertainment). オリジナルのFebruary 12, 2005時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20050212134852/http://www.gamepro.com/sony/ps2/games/reviews/7055.shtml 2014年7月15日閲覧。.
- ↑ Dr. Moo (2001年1月). “Dynasty Warriors 2 Review”. GameRevolution. CraveOnline. 2014年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ↑ Sato, Yoshiyuki Ike (2000年8月16日). “Dynasty Warriors 2 Review [JP Import]”. GameSpot. Red Ventures. 2000年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ↑ Garbutt, Russell (2001年2月2日). “Dynasty Warriors 2”. PlanetPS2. IGN Entertainment. 2001年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月15日閲覧。
- ↑ Perry, Douglass C. (2000年10月23日). “Dynasty Warriors 2”. IGN. Ziff Davis. 2014年7月15日閲覧。
- 1 2 Erickson, Daniel (November 2000). “Dynasty Warriors 2”. NextGen (Imagine Media) (71): 117. https://archive.org/details/NextGen71Nov2000/page/n117/mode/2up 2022年1月4日閲覧。.
- ↑ “Dynasty Warriors 2”. Official U.S. PlayStation Magazine (Ziff Davis) (38). (November 2000).