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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みねし ウィキデータを編集
美祢市

美祢市旗 美祢市章
美祢市旗
2009年4月4日制定
美祢市章
2009年4月4日制定
日本の旗 日本
地方 中国地方
都道府県 山口県
市町村コード 35213-6
法人番号 4000020352136 ウィキデータを編集
面積 472.64km2
総人口 19,786[編集]
推計人口、2026年6月1日)
人口密度 41.9人/km2
隣接自治体 宇部市山陽小野田市下関市長門市山口市萩市
市の木 かし
市の花 さくら
美祢市役所
市長 篠田洋司
所在地 759-2292
山口県美祢市大嶺町東分326-1
北緯34度10分00秒 東経131度12分20秒 / 北緯34.16667度 東経131.20567度 / 34.16667; 131.20567座標: 北緯34度10分00秒 東経131度12分20秒 / 北緯34.16667度 東経131.20567度 / 34.16667; 131.20567
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

美祢市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

美祢市(みねし)は、山口県の中央部にある

市内にカルスト地形で知られる秋吉台があり、秋吉台を含め市の範囲が日本ジオパークであるMine秋吉台ジオパークとなっている[1][2]

地理

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美祢市中心部周辺の空中写真。民家や道路等の構造物と比較すると、石灰石採掘露天掘りの規模の大きなことが分かる。
2013年2月28日撮影の12枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成

地勢

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山口県のほぼ中心に位置する。四方を山が囲み、特に長門市萩市との間は中国山地が横たわるため冬季は凍結や積雪などがある。さまざまな化石が産出することで知られており、土地は石灰質である所が多く、国道435号が通過する大嶺地区や豊田前地区では道路沿いに石灰層や石炭層を見ることが出来る。

平成の大合併により、県庁所在地の山口市および県内最多の人口・最大の経済規模を持つ下関市と隣接することになった。また平成の大合併以後は、山口県内で唯一海に面していない市町村となっている。

旧美祢市域を美祢線が縦断しており、宇部市山陽小野田市との経済的結びつきが強い(山口県が指定する「宇部・小野田広域都市圏」に含まれている)。一方で旧美東町秋芳町域を中心に中国自動車道国道435号を介した山口市との交流も多く見られる。

気候

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秋吉台(美祢市秋芳町秋吉、標高240m)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録 °C°F 16.5
(61.7)
21.0
(69.8)
25.7
(78.3)
28.8
(83.8)
31.3
(88.3)
33.1
(91.6)
35.6
(96.1)
35.6
(96.1)
33.7
(92.7)
29.4
(84.9)
26.1
(79)
20.4
(68.7)
35.6
(96.1)
平均最高気温 °C°F 7.3
(45.1)
8.6
(47.5)
12.3
(54.1)
17.9
(64.2)
22.4
(72.3)
25.0
(77)
28.6
(83.5)
29.9
(85.8)
25.9
(78.6)
20.8
(69.4)
15.4
(59.7)
9.8
(49.6)
18.7
(65.7)
日平均気温 °C°F 3.0
(37.4)
4.0
(39.2)
7.4
(45.3)
12.5
(54.5)
16.9
(62.4)
20.4
(68.7)
24.2
(75.6)
25.2
(77.4)
21.3
(70.3)
15.8
(60.4)
10.3
(50.5)
5.2
(41.4)
13.9
(57)
平均最低気温 °C°F −1.3
(29.7)
−0.6
(30.9)
2.9
(37.2)
7.6
(45.7)
12.0
(53.6)
16.5
(61.7)
20.9
(69.6)
21.7
(71.1)
17.6
(63.7)
11.4
(52.5)
5.6
(42.1)
0.8
(33.4)
9.6
(49.3)
最低気温記録 °C°F −9.5
(14.9)
−10.1
(13.8)
−5.7
(21.7)
−1.2
(29.8)
3.7
(38.7)
7.6
(45.7)
14.0
(57.2)
14.4
(57.9)
6.2
(43.2)
0.6
(33.1)
−3.2
(26.2)
−7.1
(19.2)
−10.1
(13.8)
降水量 mm (inch) 95.5
(3.76)
91.4
(3.598)
147.7
(5.815)
159.6
(6.283)
187.4
(7.378)
283.0
(11.142)
344.0
(13.543)
204.4
(8.047)
196.5
(7.736)
106.3
(4.185)
91.3
(3.594)
84.0
(3.307)
2,003.3
(78.87)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 12.8 11.4 12.5 10.6 9.9 12.4 11.6 9.7 10.2 8.5 9.5 11.7 131.0
平均月間日照時間 102.7 112.5 155.4 180.6 204.3 133.0 143.2 183.9 154.1 170.6 138.0 109.1 1,787.4
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1977年 - 現在)[3][4]

市名の由来

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「山(峰)に囲まれていることから、峰が美祢に転訛した」という説がある。

地名

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旧市域

山口県の市では唯一、平成の大合併以前の市域において合併前の旧自治体名を町として冠していた。
なお、1956年に大字を廃止しているが、改めて○○町○○の形式で町名設置が実施されている[5]。以下、合併前から現在までの変遷を表形式で示す。

美祢市合併前合併当初1956年~現在備考
大嶺町大嶺奥分大嶺町大嶺奥分大嶺町奥分
大嶺町大嶺北分大嶺町大嶺北分大嶺町北分
大嶺町大嶺西分大嶺町大嶺西分大嶺町西分
大嶺町大嶺東分大嶺町大嶺東分大嶺町東分当地の字として来福台1丁目~8丁目があり、地番整理が実施されている。
伊佐町伊佐伊佐町伊佐伊佐町伊佐
伊佐町河原伊佐町河原伊佐町河原
楠町奥万倉奥万倉伊佐町奥万倉1955年、一部のみ編入。
東厚保村山中東厚保町山中伊佐町堀越1962年分立。
東厚保町山中
東厚保村厚保川東東厚保町厚保川東東厚保町川東
西厚保村厚保原西厚保町厚保原西厚保町原
西厚保村厚保本郷西厚保町厚保本郷西厚保町本郷
於福村於福上於福町於福上於福町上
於福村於福下於福町於福下於福町下
豊田前町麻生上豊田前町麻生上豊田前町麻生上
豊田前町麻生下豊田前町麻生下豊田前町麻生下
豊田前町今山豊田前町今山豊田前町今山
豊田前町岳豊田前町岳豊田前町岳
豊田前町岳豊田前町古烏帽子豊田前町古烏帽子
豊田前町岳豊田前町保々豊田前町保々

平成の大合併で市域に入った2町についても、旧市域と同様、合併前の旧自治体名を冠している。

美東町
  • 長田(旧真長田村)
  • 真名(旧真長田村)
  • 小野(旧真長田村。1918年厚狭郡小野村小野の一部を編入)
  • 大田(旧大田村)
  • 長登(旧大田村)
  • 綾木(旧綾木村。美東町発足時より大字)
  • 絵堂(旧赤郷村)
  • 赤(旧赤郷村)
秋芳町
  • 秋吉(旧秋吉村。秋芳町発足時より大字)
  • 岩永本郷(旧岩永村)
  • 岩永下郷(旧岩永村)
  • 嘉万(旧共和村嘉万上郷。秋芳町発足時に改称)
  • 青景(旧共和村)
  • 別府(旧別府村。秋芳町発足時より大字)

人口

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美祢市と全国の年齢別人口分布(2005年) 美祢市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 美祢市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
美祢市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 43,741人
1975年(昭和50年) 37,670人
1980年(昭和55年) 36,907人
1985年(昭和60年) 35,730人
1990年(平成2年) 33,532人
1995年(平成7年) 32,396人
2000年(平成12年) 31,546人
2005年(平成17年) 29,839人
2010年(平成22年) 28,630人
2015年(平成27年) 26,159人
2020年(令和2年) 23,247人
総務省統計局 国勢調査より

歴史

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みねし
美祢市
美祢市旗 美祢市章
美祢市旗
1954年9月29日制定
美祢市章
1954年9月29日制定
廃止日 2008年3月21日
廃止理由 新設合併
美祢市(旧)美東町秋芳町→美祢市
現在の自治体 美祢市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方
都道府県 山口県
市町村コード 35213-6
面積 228.25km2
総人口 17,323
推計人口、2008年3月1日)
隣接自治体 下関市宇部市長門市
山陽小野田市萩市
美祢市役所
所在地 759-2292
山口県美祢市大嶺町東分326-1
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旧美祢市役所

行政

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市長

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氏名就任年月日退任年月日備考
小竹伸夫2008年3月21日2008年4月27日職務執行者・旧美祢市長
初-2村田弘司2008年4月27日2016年4月26日
3西岡晃2016年4月27日2018年12月31日辞職(出直し選挙出馬)[8]
篠田洋司2019年1月1日2019年1月17日 職務代理者・副市長(市長選出馬の為1月17日に辞職)[9]
石田淳司 2019年1月18日 2019年2月10日 職務代理者・市長公室長(部長級)(副市長辞職に伴い代理)[10][11]
4 西岡晃 2019年2月10日 2020年4月26日 自身の辞職に伴う出直し選挙で再選[12]。規定により残任期間
5-6 篠田洋司 2020年4月27日 現職

国の機関

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議会

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市議会

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  • 定数:16人
  • 任期:2020年4月27日 - 2024年4月26日
  • 議長:竹岡昌治
  • 副議長:秋枝秀稔

衆議院

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当落候補者名年齢所属党派新旧別得票数重複
林芳正63自由民主党115,687票
伊藤博文55日本維新の会32,259票
吹上政子69日本共産党18,105票

教育

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高等学校

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公立

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私立

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中学校

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公立

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  • 美祢市立伊佐中学校
  • 美祢市立厚保中学校
  • 美祢市立大嶺中学校
  • 美祢市立秋芳中学校
  • 美祢市立美東中学校

小学校

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公立

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  • 美祢市立伊佐小学校
  • 美祢市立厚保小学校
  • 美祢市立大嶺小学校
  • 美祢市立麦川小学校
  • 美祢市立於福小学校
  • 美祢市立秋芳桂花小学校
  • 美祢市立秋吉小学校
  • 美祢市立美東小学校
  • 美祢市立豊田前小学校

産業

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明治維新後に開発された大嶺炭田無煙炭石灰石の産出などで工業都市として発展。特に大嶺炭鉱の無煙炭は、戦前の軍艦などの燃料に重宝された。日本の通常の石炭が5千万年前のものであるのに対し、美祢では2億3千万年~2億4千万年前で炭化が進み、煙が出ず、戦後の復興期に家庭用の練炭に利用され、最盛期には炭鉱で2800人が働き、昭和40年代には国内需要の8割を賄った。石灰石は全国有数の国内シェアを誇る。主に、UBE三菱セメント伊佐鉱山住友大阪セメントの秋芳鉱山、太平洋セメントの重安鉱山で石灰石が採掘されている。大嶺炭鉱が閉山した後は人口が激減した。工業団地の誘致などにより工業都市としての発展を図っている。

2007年(平成19年)5月には日本初のPFI方式で設置された刑務所である美祢社会復帰促進センターが豊田前町の工業団地「美祢テクノパーク」内に開設された。

市東部の秋芳・美東地域は秋吉台国定公園を中心とした観光業が主たる産業であり、秋吉台秋芳洞をはじめとする観光資源が多数存在する。農業も盛んで、ゴボウホウレンソウ(他地域より甘みがあり、生で食べることもできる)が特産。

主な企業

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交通

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鉄道

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石炭輸送のために建設された美祢線が市西部を南北に縦断している。なお、かつては石炭輸送で賑わった南大嶺駅 - 大嶺駅間(美祢線大嶺支線、通称「大嶺線」)は1997年(平成9年)4月1日に廃止されている。また、かつて伊佐町から美祢駅(当時は吉則駅)に石灰石輸送を行っていた伊佐軌道は、宇部興産の伊佐セメント工場(現・UBE三菱セメント)専用線開通により1947年(昭和22年)3月5日に廃止されている。

なお、美祢線は2023年7月の大雨により橋梁や路盤の流出が発生し、以下の美祢市内区間を含む全線が不通となり代行バスが運行されているが、かねてからの利用客減少も相まって存廃が検討されている状況となっている[13]。鉄道が廃止されると、同市は県内で唯一鉄道が通らない市となる。

バス

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市内に6事業者のバス路線がある。市中心部の美祢駅前にある美祢駅前バス停、旧美東町中心部にある大田中央バス停、旧秋芳町中心部にある秋吉バス停、旧秋芳町の秋芳洞前にある秋芳洞バスターミナルが主な拠点である。

高速バス

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以下の路線が美祢市内を発着・経由する。★印は夜行便。

愛称名 運行会社 運行区間
萩エクスプレス 防長交通 東京東京駅霞が関) - 大田中央
福岡・防府・周南ライナー 防長交通 福岡市博多BT) - 美祢インター

タクシー

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道路

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市内を中国自動車道が東西に貫き、インターチェンジが2か所設けられている。現在、中国自動車道から分岐する地域高規格道路である小郡萩道路が建設中。また、山口県のほぼ中央にあるため、一般道路も山口県の各都市を結ぶ道路が交差している。

高速道路

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一般国道

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主要地方道

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その他

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メディア

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名所・観光地

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秋吉台
秋芳洞の入口
別府弁天池

著名な出身者

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ゆかりある人物

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脚注

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外部リンク

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