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谷澤達也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

谷澤 達也
名前
愛称 ヤザー、たっちゃん[1]
カタカナ ヤザワ タツヤ
ラテン文字 YAZAWA Tatsuya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 1984年10月3日(41歳)
出身地 静岡県焼津市
身長 175cm
体重 75kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足[1]
ユース
2000-2002 日本の旗 静岡学園高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003-2007 日本の旗 柏レイソル 116 (8)
2008-2010 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉 88 (15)
2011-2012 日本の旗 FC東京 57 (6)
2012-2016 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉 124 (13)
2016 日本の旗 FC町田ゼルビア (loan) 38 (1)
2017 日本の旗 FC町田ゼルビア 29 (1)
2018 日本の旗 SC相模原 31 (7)
2019-2021 日本の旗 藤枝MYFC 70 (3)
通算 553 (52)
代表歴
2003  日本 U-20 5 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月21日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

谷澤 達也(やざわ たつや、1984年10月3日 - )は、静岡県志太郡大井川町(現・焼津市)出身の元サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー(MF)

元々野球好きであったが、親の負担を考え、3歳年上の兄を追って小学4年生からサッカーを始めた。中学時代はEWS・FCに所属し、同学年の成岡翔とともに、1年生から主力として活躍した[2]。2000年に静岡学園高校へ進学。2、3年次に全国高校サッカー選手権に出場し、2年次にはベスト16へ進出。高校の1学年上には永田充、同学年には安藤淳、1学年下には、小林祐三松下幸平横山拓也、2学年下には狩野健太で、谷澤が背負った背番号10は狩野へと引き継がれた[3]

2003年に高校を卒業し、Jリーグ柏レイソルへ入団。1年目から出場機会を得て同年5月の第9節横浜FM戦でJリーグ初得点を記録[4]。同年10月にA契約を締結した[5]。また同年にはU-20日本代表としてFIFAワールドユースに出場。大熊清監督からはスーパーサブを任され[6]、前線での巧みなボールキープで[7] 劣勢の流れを変え[8]、2アシストを記録[6]。ベスト8進出を果たした。2006年は柏のJ2降格に伴う戦力再編もあって、大幅に出場時間を伸ばし1年でのJ1復帰に貢献。同年入籍[9]。J1に昇格したチームでは果敢にドリブルを仕掛け攻撃のアクセントとなったが[6] 好不調の波が大きく[10]、シーズン通してのレギュラーを確保することはできなかった。

2008年、ジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍[11][12]。自身初の移籍によって結果を求める貪欲さが磨かれ[10]、右サイドハーフのレギュラーとして定着。優れた攻撃センスと相手の意表を突くボールコントロールを武器に[13]7得点6アシストを記録した。特に2008年J1最終節FC東京戦では、0-2でリードを許す展開から出場すると、2得点1アシストの活躍でチームの逆転勝利・逆転残留の立役者となった[13][14]。2009年にはチーム2位タイとなる32試合に出場するも[注 1]、奮戦実らずJ2降格を喫した。

2011年、大熊が指揮を執る[14]FC東京へ完全移籍[16][17]。決定機を逸する場面も見られたが[18][19]ペナルティーキックの獲得や[20][19]リーグ最多のアシスト[注 2]など得点に絡むプレーでチームのJ2優勝に貢献した。2012年も攻撃的MFに負傷離脱者が相次ぐ中でも安定して出場を続けていたが[22]、同年半ばに古巣・千葉からJ1昇格のための“切り札”として熱烈なオファーを受ける[23][24]。FC東京にとっては主力の一角をシーズン途中で失うため痛手ではあったが、谷澤の加入以来の継続した貢献を認め、本人の意思を尊重する形で移籍を容認[25]。谷澤自身も千葉をJ2に降格させたさせたまま退団したことに悔いを残していたことから[24][26]移籍を決意。

2012年8月、千葉へ完全移籍[27][28]。変幻自在で[26]予想の付かないプレーぶりは健在で[29] すぐにレギュラーへ定着。2013年は攻守の連携がかみ合わないチーム状況に併せ、周囲に気を配りバランスを取るプレーを見せたが[26]、これが奏功せずリーグ戦終盤は不調に陥り[1] 控えへ追いやられた[30]。2014年、FC東京在籍時以来着用していた背番号「39」を「8」へと変更。主に左サイドハーフに入り攻撃の生命線として[31] リズムを作り、チームを勢い付けた[32]

2016年1月10日、J2FC町田ゼルビアへ期限付き移籍が発表された[33]。2017年、町田に完全移籍を果たした[34]。 2017年を持ってFC町田ゼルビアと契約満了に伴い退団した。

2018年1月、自身初となるJ3挑戦を選択。SC相模原に完全移籍で加入した[35]

2019年、藤枝MYFCへの完全移籍が発表された[36]

2021年11月22日、同年シーズン限りでの現役引退を発表[37]

2022年1月21日、藤枝MYFCアカデミースタッフに就任したと発表があった。[38]

  • 「天才」と形容される一方で[14]、独特で不思議な[13]世界観(ヤザワールド[39][40])を持ち、明るく天然系[13]ムードメーカー[25]として親しまれる。
    • 週刊サッカーマガジン読者プレゼント用の色紙には、一言「俺の目」と書いた。意図を理解できなかった記者から質問を受けると「ヒントは、オレはオレです」と返答。谷澤の言葉を引き継ぐ形で「柏レイソルには変わり者が多いようだ」と記されてしまった[6]
    • 2008年、「俺たちジェフ」という試合後のパフォーマンスを発案[13]。好評を博し、クラブでは俺たちジェフ!のロゴを用いたグッズが数多く作られた。谷澤のJ1リーグ戦100試合出場記念Tシャツにも同じロゴが用いられた[41]。谷澤の退団によって2011年には途絶えてしまったが[42]、2012年の谷澤復帰に伴い復活。
    • FC東京在籍時には奇妙な[19]ゴールパフォーマンスを連発。土下座[19]、白鳥[43]、カエル倒立[44] とその脈絡は無く、前二つはU-20代表以来の親友・今野泰幸との共同立案[19][43]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
200315J11421010162
20042604010310
20052114010261
200628J2322-21343
2007J12314011282
2008千葉162877000357
20093235130404
2010J2285-20305
2011FC東京39375-63438
2012J120120-211
千葉J2142-21163
2013384-20404
20148396-21417
2015331-10341
2016町田381-00381
2017291-00291
2018相模原J3317--317
2019藤枝14310--310
2020323--323
202170--70
通算日本J1 164152717119817
日本J2 28827-17630533
日本J3 10110--10110
総通算 5535227124760460
その他の公式戦
国際大会個人成績
年度クラブ背番号出場得点
AFCACL
2012FC東京3972
通算AFC 72
出場歴
  • 母の味宅配便BSジャパン、2015年7月15日)
    • 本人の母が作った思い出の弁当を谷澤本人の元へ届けた。当時弁当を食べていたのは小学生から中学生までだという。
注釈
  1. 1位は坂本將貴の33試合出場[15]
  2. 「SUPER SOCCER」集計[21]。Jリーグは公式記録としてアシストを集計していない。
出典
  1. 1 2 3 『Jリーグ選手名鑑 2014J1・J2・J3エルゴラッソ特別編集』三栄書房、2014年、195頁。
  2. 週刊サッカーダイジェスト「日本列島ルーツ探訪」第16回 2009年3月24日号 28頁-31頁
  3. 【J2日記】町田:“静学の10番”先崎勝也が全体練習に合流。現在センターバックに挑戦中 J's GOAL (2012年5月31日)
  4. 1 2 3 選手出場記録 Jリーグ (2003年8月2日)
  5. 谷澤 達也選手 プロA契約へ 柏レイソル (2003年10月31日)
  6. 1 2 3 4 インタビュー「FIELD」スペシャル版! VOL.1148 - ウェイバックマシン(2007年10月23日アーカイブ分) WEBサッカーマガジン (2007年8月3日)
  7. ワールドユース現地リポート(10)大熊さい配ズバリ的中 堅守と一瞬のスキを突くゴールで1位通過 (後編) スポーツナビ (2003年12月6日)
  8. ブラジル戦後 大熊清U-20日本代表監督会見 (2/2) スポーツナビ (2003年12月13日)
  9. 谷澤達也選手入籍のお知らせ 柏レイソル (2006年10月27日)
  10. 1 2 千葉土壇場谷沢弾で連勝磐田に2差 / J1 日刊スポーツ (2008年9月21日)
  11. 1 2 3 谷澤 達也選手 ジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍 柏レイソル 2008.1.17
  12. 谷澤 達也 選手の加入について ジェフユナイテッド市原・千葉 (2008年1月17日)
  13. 1 2 3 4 5 2011シーズン始動! ニューカマー・レコメンド J's GOAL (2011年2月15日)
  14. 1 2 3 千葉からF東京の谷澤、「移籍は大きな勝負。僕ももう若くはないので……」 ゲキサカ (2011年2月2日)
  15. 選手出場記録 Jリーグ (2009年12月5日)
  16. 谷澤達也 選手の移籍について ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年1月7日)
  17. 谷澤達也選手 完全移籍加入決定のお知らせ - ウェイバックマシン(2011年1月12日アーカイブ分) FC東京 (2011年1月7日)
  18. 谷沢 狙うぞ 汚名返上弾 東京中日スポーツ、2011.07.24
  19. 1 2 3 4 5 長友の『おじぎ』に対抗、PK決めた谷澤が『土下座パフォーマンス』を披露 ゲキサカ (2011年7月24日)
  20. 【試合詳報】PK獲得職人・谷沢“アシスト” 草津に快勝 首位キープ vs草津 東京中日スポーツ、2011.08.14
  21. TBS SUPER SOCCER【J2アシストランキング】 2011.12.03
  22. 選手出場記録 FC東京 2012Jリーグ ディビジョン1 Jリーグ
  23. 谷沢が千葉へ完全移籍 東京中日スポーツ (2012年8月14日)
  24. 1 2 「結果を出す」と決意 谷沢がチームに合流 千葉日報 (2012年8月16日)
  25. 1 2 愛情ある言葉で谷澤を送り出したF東京・ポポヴィッチ監督 ゲキサカ (2012年8月4日)
  26. 1 2 3 【NON STOP J2】-J2のススメ- 谷澤達也 (千葉) J's GOAL (2013年6月4日)
  27. 谷澤達也選手 ジェフユナイテッド千葉へ完全移籍のお知らせ FC東京 (2012年8月13日)
  28. 谷澤達也選手の加入について ジェフユナイテッド市原・千葉 2012.08.13
  29. まさに痛み分け=犬の生活2012 VOL.13 J2第35節 千葉 2−2 東京V スポーツナビ (2012年9月24日)
  30. 選手出場記録 (2/3) , (3/3) Jリーグ (2013年11月24日)
  31. 4年間昇格を阻んだ千葉の“性格”。「関塚効果」はJ1復帰をもたらすか。 Number web (2014年12月5日)
  32. 出場停止明けでチームを変えた千葉MF谷澤「バランスを考えた」 ゲキサカ (2014年7月30日)
  33. 谷澤達也選手 加入のお知らせ』(プレスリリース)FC町田ゼルビア、2016年1月10日。2020年2月3日閲覧
  34. 谷澤達也選手 完全移籍による契約更新のお知らせ』(プレスリリース)FC町田ゼルビア、2016年12月30日。2016年12月30日閲覧
  35. 谷澤達也選手 新加入のお知らせ』(プレスリリース)SC相模原、2018年1月8日。2020年2月3日閲覧
  36. 谷澤達也選手 SC相模原より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)藤枝MYFC、2018年12月25日。2018年12月25日閲覧
  37. 谷澤達也選手 現役引退のお知らせ』(プレスリリース)藤枝MYFC、2021年11月22日。2021年11月22日閲覧
  38. 谷澤達也氏 藤枝MYFCアカデミースタッフ就任のお知らせ 』(プレスリリース)藤枝MYFC、2022年1月21日。2022年1月22日閲覧
  39. 2011年度版プロフィール - ウェイバックマシン(2011年11月1日アーカイブ分) FC東京
  40. 【J2:第22節 F東京 vs 熊本】レポート J's GOAL (2011年7月25日)
  41. 1 2 谷澤達也選手 Jリーグ100試合出場記念セレモニーおよび記念グッズの販売について ジェフユナイテッド市原・千葉 (2008年8月1日)
  42. 千葉:『俺たちジェフ!!』の復活なるか? - ウェイバックマシン(2012年8月19日アーカイブ分) J's GOAL (2012年8月17日)
  43. 1 2 谷沢は3点目、白鳥パフォーマンス 東京中日スポーツ (2011年11月20日)
  44. フォトニュース AFCチャンピオンズリーグ2012 F東京 vs 北京 J's GOAL (2012年4月17日)
※記述のない年は該当者なし
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
Jリーグアウォーズ(最優秀選手賞 - JB11 - 得点王 - JBYP賞 - JFP個人賞 - J2MEP - 功労選手賞 - 最優秀監督賞 - 最優秀主審賞 - 最優秀副審賞 - JBP賞)